温活の効果は食べる物に左右される?!身体を温める食材を意識的に摂って、冷えを撃退しよう!

筋肉量が少ない女性は男性よりも冷えやすく、その7割が冷えに悩んでいる事を考えれば『冷え症』は現代病と言っても過言ではありません。

そこで注目されているのが、理想とされる適正体温、平均36.5℃へ回復するような習慣を日常生活に取り入れる『温活』です。

温活によって身体を温める事で、血行が良くなり、新陳代謝、免疫力がUP!更にむくみが解消され、ダイエット効果、肩こりの解消、美肌効果等の女性にとって嬉しい効果が見込めます。

温活には様々な方法があり、ライフスタイルにあった方法を長期的に行うのが効果的です。

『色々試してみたけれど冷えが改善しない』

こんな事で悩んでいるなら、それは食べている食品が原因かもしれません。食品には身体を温める物と冷やす物があり、意識して食べる事で温活の効果をぐっとUPする事が出来るのです。

『冷え症を改善したい』と思っているあなたに、温活の効果を高めてくれる身体を温める食材についてご紹介します。

温活の効果を高める食材の効果とは?

身体を温めるといわれている食材を摂取すると、身体の血流が改善し体温が上がります。また、一度冷えても再び体温が上がりやすくなる等の効果が得られるようです。

ですが、身体を温めるからといって1つの食品を過剰に摂取するのはNG。身体を冷やすと言われる野菜もサラダとして食前に食べれば、血糖値の上昇を抑え、酵素を摂取する事が出来ます。

糖質を取った時にビタミンB群が多く含まれる食材を意識して摂る等、工夫をしてバランスの良い食生活を心がける事が大切です。

身体を温める食材

日々の食生活に、身体を温める食材を意識的に取り入れて温活効果をUPしましょう。

ショウガ

ショウガに含まれる辛み成分『ジンゲロール』は加熱すると『ショウガオール』に変化します。このショウガオールが、冷えで滞りがちな血液の流れを促し身体を温めてくれる働きをします。白湯や紅茶等を飲むときに入れて意識的に摂取するようにしましょう。

冬が旬の野菜(白菜・カリフラワー・カボチャ・大根等)

寒い季節や寒い場所で取れる野菜には身体を温める効果の物が多いようです。出来るだけ旬の食材を摂るようにしましょう。

発酵食品(味噌・納豆・ヨーグルト・チーズ等)

身体を温めるには代謝の機能をUPするのが近道!発酵食品に含まれる酵素が消化吸収を助け、体内で作られる酵素が代謝に回る為、血液の流れが良くなり身体を温めてくれます。

土の中で育つ物(にんじん、ジャガイモ、山芋等)

根菜類等、土の中で育つ野菜は身体を温め、土の上で育つ野菜は身体を冷やす物が多いようです。

黒や暖色系の色をした物(カブ、トウガラシ等)

オレンジや黄色の野菜は身体を温める物が多く、白や紫、緑の野菜は身体を冷やす物が多いようです。

発酵したお茶

お茶には緑茶・ウーロン茶・紅茶様々な種類がありますが、全て同じバキ科の茶の樹から作られています。発酵の度合いで分類され、不発酵茶(緑茶)は身体を冷やし、発酵茶(紅茶)は身体を温めてくれます。

お茶選びで迷ったら、発酵している物を意識して選ぶようにしましょう。

身体を冷やす食材

身体を冷やす食材には様々な物がある為、迷ったら、冷たい物・生成された物を避け、発酵食品や出来るだけミネラルが含まれる物を選ぶようにしましょう。

糖質

砂糖の過剰摂取はビタミンB不足を招き、冷え症の原因になります。摂取するなら、甜菜糖や黒砂糖、ハチミツ等の出来るだけミネラルが含まれている物を選ぶようにしましょう。

アルコール

アルコールは一時的に身体を温めますが、血管が拡張し、体温が下がりやすくなります。水分も不足がちになる為、温活には不向き。飲むときには、身体を温める効果のある日本酒や赤ワイン等を少しずつ飲むようにしましょう。

冷たい飲み物や食べ物

冷たい飲み物や食べ物は身体の温度を下げる原因になります。朝起きて飲むコップ1杯の冷たい水は身体の体温を上げるスイッチになりますが、デトックスの為に冷たい水を沢山飲むのはNG!白湯にショウガを入れる等身体を温めるように工夫をしましょう。

夏野菜

夏に旬を迎える野菜は水分が多く含まれる物が多く、身体が冷える原因に。しかし、生の野菜には酵素が含まれており消化吸収を助け、食事前に食べる事で血糖値の上昇を抑える等の効果があります。過剰に摂取せずバランスよく摂るように心がけましょう。

身体を冷やす飲み物

コーヒーや牛乳、豆乳、白ワイン、緑茶や抹茶は身体を冷やすので過剰に摂取せず、飲むときは温めて飲むようにしましょう。

甘い物と冷え症の関係

家事や仕事の合間に、飴やチョコレート等の甘い物をつい口に運んでしまう女性は多いですよね。実は、お菓子に含まれる砂糖が冷え症の原因になる事を知っていますか?

砂糖はサトウキビから生成されますが、炭水化物以外の栄養素は含まれていません。この炭水化物をエネルギーに変えるにはビタミンBが必要です。

炭水化物を過剰に摂取してビタミンBが不足すると、いくら糖を摂ってもエネルギーに変換されず、疲労物質が溜まり疲れやすくなります。

甘い物だけでなく、精製加工食品(白いご飯・白いパン・うどん等の麺類)中心の食生活は、ビタミンとミネラルが不足がちになり、貧血や冷えを招く原因に。

また、砂糖は摂取すると血糖値が急激に上昇し、大量にインスリンが分泌され、血糖値が下がる事で一緒に体温も下がってしまいます。

炭水化物は人間が生きていく上で大切な栄養素ですが、過剰に摂取すれば冷え等の様々な不調を招きます。理想の炭水化物の摂取量は必要カロリーの6割程。

温活の効果が感じられない時は甘い物や炭水化物を過剰に摂取していないか、食生活を見直してみましょう。

温活効果をUPしてくれる身体を温める食材についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

冷えは、肩こりやむくみ肌荒れ等、女性にとって嫌な不調を招きます。この嫌な不調を健康的に撃退してくれるのが、『温活』です。

温活には、運動や入浴、良質な睡眠を取る等様々な方法がありますが、温活行動を無理なく日常生活に取り込んで長期的に行う事が大切です。

特に、普段何気なく口にしている食品はとても影響力があり、折角の温活効果を阻害してしまう食材もある為注意しましょう。

上記で紹介した身体を温める食材を上手に食生活に取り入れて、冷え性を改善してくださいね。

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