野菜くずを捨てるなんてモッタイナイ!!アンチエイジングとダイエットに効果的なデトックススープ、ベジブロスの効果が凄い!

コロナ禍になり、外出頻度が減ってストレスや運動不足等様々な問題が浮上しました。中には、テレワーク中の間食がやめられず太ったなんて人もいるようです。慌てて間食を減らしても、運動量自体が減っていますから、ついてしまった脂肪はなかなか落ちません。

『運動不足で太ってしまった』
『便秘で悩んでいる』
『栄養をサプリメントで取りたくない』

こんな人におすすめしたいのが、料理をした後に出る野菜くずを使って出汁を取るベジブロスです。ベジブロスには野菜の栄養素が沢山詰まっており、食物繊維が豊富なのでデトックスにぴったり!

慣れてしまえば簡単に毎日の生活に取り入れられるので、行わないなんて”モッタイナイ”。
栄養満でデトックス効果の高いベジブロスについてご紹介します!

ベジブロスとは?

ベジブロスは、ホールフードスクールのタカコ・ナカムラ氏がホールフード(命ある食べ物を葉っぱから根っこまで食べる)という考えの元編み出された調理方法です。野菜の皮や根、茎、種等には、野菜が紫外線や虫等から身を守る為のフィトケミカルが沢山含まれています。

フィトケミカルは、第七の栄養素と呼ばれ、健康に良いと言われるポリフェノール等もフィトケミカルの一つです。ベジブロスは調理後に出る野菜くずを使って出汁を取る為、野菜の栄養素を余すところなく取り込む事が出来るのです。

ベジブロスの効果

ベジブロスにはフィトケミカルだけでなく、加熱する事で野菜から溶けだした抗酸化物質や、水溶性食物繊維が豊富に含まれており、飲む事によって様々な健康効果が得られます。

デトックス効果が高い

野菜の栄養素を余すところなく取り込めるベジブロスは、デトックス効果が高いので、便秘にも効果大!毎日少しずつ接種する事で、老廃物がスムーズに排出され、代謝が上がりダイエット効果も見込めます。

美肌効果

紫外線を浴びると体内で活性酸素が増え、シミや皺の原因になる事はよく知られていますよね。実はベジブロスは抗酸化物質が多く含まれている為、美肌効果が高いのです。シミ・皺で悩んでいるなら、高く効果の薄い美容用品を購入する前に試してみる価値があり!

アンチエイジング効果が高い

ベジブロスは抗酸化物質が豊富な為、老いの原因となる活性酸素と結びついて除去してくれます。加齢臭や、疲労臭予防にもおすすめ!

ベジブロスの作り方

①ベジブロスの材料をためる

料理中に出る、野菜の皮や根、茎、種等を溜めておきましょう。1リットル~1.3リットルに両手いっぱいの野菜くずが1回分の目安となります。※野菜くずが大量に出る場合は多めでもOK。

②弱火でコトコト煮る

水で洗った野菜くずを鍋に入れ、水と少量の料理酒を加えて弱火で20~30分煮ます。強火で煮たてると、えぐみが出やすく、煮崩れの原因に。

③濾す

ざるでスープを濾し、野菜くずを捨てましょう。作ったスープは冷蔵庫で保管、2~3日を目安に使い切り、使い切れない場合は冷凍保存しておきましょう。

ベジブロス作りのコツ

ベジブロスを毎日続けるためのコツをご紹介します。

野菜くずが多い時は冷凍しよう!

野菜くずが大量に溜まりやすい場合は、冷凍庫での保存がおすすめ。解凍してから洗うのは大変なので土汚れ等は事前に洗っておきましょう。カボチャの場合、解凍し水洗いすると身の部分が流れしまいやすいので、そのまま入れられる状態にして冷凍するのがおすすめです。

野菜くずが溜まった時に纏めて作ろう!

ベジブロス作りで一番問題となるのが、意外と野菜くずが溜まらないという事です。ベジブロスは濃い物を週に1回摂取するより、毎日摂取する方が効果的。野菜くずが溜まったら纏めて作り、小分けにして冷凍すると便利です。

うっかり切らした時には料理と一緒に煮込む

ベジブロスを切らさないように気を付けていても、野菜くずが溜まっていなかったり、時間がなかったりする時がありますよね。そんな時は調理の時に出た野菜くずを、料理用のネットやお茶出しパック等に入れ、一緒に煮込んでしまいましょう。時間のない時におすすめの方法です。

ベジブロスに入れる部分

ベジブロスには皮や根、茎、種等の野菜くずを入れますが、野菜が足りない時にはローリエや煮干し等を入れてもOK。野菜は、基本何を入れても大丈夫ですが、キャベツやブロッコリーの芯を入れると苦味が出る事があります。また、玉ねぎの皮はケルセチンというポリフェノールが豊富ですが、入れ過ぎると苦味が強くなるので注意しましょう。

古くなった野菜は丸ごと入れよう

食べるにはためらう古い野菜は、丸ごとベジブロスに入れてしまいましょう。ただし、腐った物や毒があると言われている部分は入れないように気を付けて下さい。
※熟し過ぎたゴーヤ・ズッキーニ・皮が緑になったジャガイモや芽、トマトの葉や茎等には毒性があります。

ベジブロスはそのまま飲んでも良い

料理によっては、ベジブロスを入れる事によって風味が壊れてしまう物もあり、上手く取れない日もありますよね。抗酸化物質の塊であるベジブロスは、そのまま飲んでも◎。飲んだすぐに、体内の抗酸化力が上がるので、疲れたと思うときにもベジブロス単体での摂取はおすすめです。ベジブロスをベースに作ったスープは栄養も味も満点、味に深みが出るので味付けは塩だけでもOK。しっかり野菜が煮えてから味を整えるのがコツです。

ベジブロスコンソメスープ

材料:ベジブロス、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、ベーコン、塩、はちみつ、コンソメ1個(お好みで)

①野菜をカットし、オリーブオイル等で炒める。
②ベジブロスと水を入れ、野菜に火が通るぐらいまで煮る。
③塩と少量のはちみつを入れて味を整える。
 ※味が物足りない時はコンソメをお好みで入れて下さい。


最強デトックススープ、ベジブロスについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

身体に良いと解っていても、推奨されている量の野菜を毎日摂るのは難しいですよね。かといって、サプリメントは、基本の食事のバランスが取れていないとあまり効果が得られません。

コロナ禍の巣ごもりで食事が偏り、太ってしまった人や、普段から便秘で悩んでいる人に是非おすすめしたいのが、捨ててしまう野菜くずで作ったベジブロスです。

ベジブロスには、フィトケミカル等のポリフェノールや抗酸化物質、食物繊維が豊富で、飲んだすぐから体内の抗酸化力をアップしてくれる凄いスープです。その優れた抗酸化力は、加齢臭や疲労臭にも効果絶大!

便秘解消効果やダイエット効果だけでなく、ガン予防も出来るとなれば、試してみる価値があります。

『最近太った』『疲れ気味』と思ったら上記を参考にして、ベジブロススープを作ってみて下さいね。

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