ストレス対策にアロマテラピーが効果的って本当?!お気に入りのアロマオイルでストレスを撃退しよう!

コロナ禍が始まってから、今までの生活とがらりと変わってしまいました。自宅で過ごす時間が増え、不安やイライラ等のストレスを感じる人が増えています。気分転換に外出をするのも不安が付きまとってしまうのなら本末転倒。

『最近イライラする事が多い』
『不安で良く眠れない』
『テレワークでメリハリがない』

こんな事で悩んでいませんか?

自宅で手軽に気分転換をしたいと思っている人におすすめしたいのがアロマテラピーです。アロマテラピーはオシャレで高級なイメージがある為、敷居が高いですよね。

実はアロマテラピーは比較的安価で簡単に行う事が出来、その効果は高い為、女性だけでなく男性にもおすすめのストレス対策なのです。

アロマテラピーとは?

アロマテラピーとは、植物の香りを使って心身の不調を癒す療法の事で、オイルでマッサージを行うトリートメントや香りを拡散する芳香浴等があります。香りが脳に伝わるまでの時間はわずか0.2秒以下、香りによって人間の気分は左右されると言われています。

厳密にアロマテラピーについて勉強すると、成分や作用が科学的な物になる為、敷居が高く感じてしまいがちです。禁忌を抑えていればアロマテラピーはとても簡単に行う事が出来るので、ストレス対策としておすすめ。

使いたいアロマオイル(精油)とアロマストーンやディフューザーを用意するだけでOK!その日から、アロマテラピーを楽しむ事が出来ます。

アロマテラピーを楽しむ為のアイテム

アロマオイル(精油、エッセンシャルオイル)

お気に入りの香りや使用目的で選びましょう。

アロマストーン

アロマオイル(精油)をたらして香りを楽しみます。陶器や、木製の物があり、水や火を使わない為簡単にアロマテラピーを楽しむ事が出来ます。

ディフューザー

香りを拡散させる為の物で、ミストの出る加湿器タイプの物や、アロマオイル(精油)を直接拡散させるタイプがあります。アロマオイル(精油)の入った瓶に細長い枝のような物を複数差し込み、香りを拡散させる物はリードディフューザーと呼ばれます。

アロマポット

上部に受け皿にアロマオイル(精油)をたらし、下からキャンドル等で加熱して香りを拡散させます。火事を防ぐ為に受け皿には必ず水を入れる必要があります。

アロマオイルと精油の違い

アロマオイルを選ぶ時に注意して欲しいのが、アロマオイルには溶剤で薄めた物や、科学的に合成された物があるという事です。アロマテラピーを行う場合、必ず精油・エッセンシャルオイルと表記されている物を購入するようにしましょう。

アロマオイルを選ぶポイント

・100%天然である
・植物の学名、ケモタイプ、抽出方法が表記されている
・遮光瓶に入れられている

ここで注意してほしいのが、ケモタイプです。植物の品種が同じでも、産地等で作用が変わってしまう事があり、ケモタイプで判別されます。学名が同じでもケモタイプによっては、禁忌のある物もありますので、購入する際には必ずチェックするようにしましょう。

アロマオイルの注意点

精油は100%天然の成分ですが、濃縮されている為、直接肌に触れると炎症やアレルギーを引き起こす事があります。肌に触れた場合はすぐに洗い流し、目等をこすらないように気を付けましょう。アロマオイル(精油)は光や湿気に弱く、遮光瓶に入れ冷暗所で保管する必要があります。安全の為に子供が触らない場所で保管し、絶対に飲まないようにして下さい。

柑橘系は香りが変わるのが早い為開封後は3~6ヶ月以内、その他のオイルは1年以内の使用が目安。ブレンドされたオイルは香りが飛びやすい為、1ヶ月程で使用するようにしましょう。

ペットが居る場合は要注意!

動物の嗅覚は犬の場合で人間の数千倍から1億倍優れていると言われており、アロマオイルの香りは刺激が強すぎる事があります。動物に使っても大丈夫と言われている香りもありますが、あまりおすすめは出来ません。

ルームフラグレンスとして使用する場合でも、合成の香りに比べ鎮静効果等が利きすぎる事がありますので注意が必要です。

アロマオイルの禁忌に注意しよう

アロマオイル(精油)の中には禁忌と言われる物がありますので、使用する前に必ずチェックしておきましょう。

ペパーミント

広く人気のあるペパーミントですが、血圧上昇作用がある為、3歳未満や高血圧の人は使用しないようにしましょう。

柑橘類のオイル

柑橘類の香りは爽やかで、万人に好かれる香りですよね。ですが、オレンジ・グレープフルーツ・レモン・ユズ等の柑橘類のオイルには光毒性があります。柑橘類の含まれたトリートメントオイルを使用した場合は、紫外線に触れないように注意しましょう。シミや炎症等を引き起こす事があります。

クラリセージ

甘くパウダリーな香りのクラリセージは、女性ホルモンに似た作用をする成分が含まれる為、更年期やPMSに効果があります。ですが、使用後にアルコールを飲むと悪酔いすると言われており、集中したい時や運転前には使用しないようにしましょう。

上記以外にも沢山の禁忌がありますので、欲しいアロマオイル(精油)が決まったら使用しても大丈夫か禁忌をチェックしておきましょう。

乳児や高齢者、病人等の場合は要注意!

アロマオイル(精油)は、乳児や高齢者、妊娠・授乳中、特定等の病気がある場合、思わぬ作用を引き起こす事があります。幼児や妊娠中の場合は、使用可能とされている効果の優しいアロマオイルを選び、必ず希釈濃度を守りましょう。

不調ごとにおすすめのアロマオイル

悩みがある場合、その効果のあるアロマオイル(精油)から選びましょう。ストレスには抗鬱効果やリラックス効果のあるオイルがおすすめですが、香りが気に入らないとリラックス出来ません。抗鬱効果やリラックス効果がなくても、好きな香りで選んでも◎。

ストレス>>抗鬱・抗不安

柑橘類全般(オレンジ・グレープフルーツ・レモン等)

柑橘類のオイルには抗鬱、抗不安作用の物が多いので、イライラしている時やストレスが溜まった時におすすめの香りです。香りが変わりやすいのが難点ですが、手に入りやすいので少量で揃えて気分によって使い分けるのがおすすめ。

不眠>>鎮静

ラベンダー

鎮静効果のあるアロマオイル(精油)は沢山ありますが、眠りに利く香りの代表と言えばラベンダーです。ラベンダー+オレンジをブレンドすると、馴染みのある香りの為よく眠れるようです。

更年期・PMS>>エストロゲン作用

ローズゼラニウム、クラリセージ、フェンネルスイート等

女性ホルモンの減少する更年期や月経前のPMSに悩んでいるなら、ローズゼラニウムやクラリセージ等がおすすめ。フェンネルスイート+ローズマリー(シオネール)+レモンは昼間のルームフラグレンスに最適です。

空間浄化・邪気払い>>高周波のオイル

フランキンセンス、ラベンダー、ローズマリー(シオネール)

なんとなく空気が濁っている気がする、気分がすっきりしない時におすすめの香りです。特にフランキンセンス、ラベンダー、ローズマリー(シオネール)は空間浄化や邪気払い効果があると言われています。

ストレス対策に効果的なアロマオイルやアロマテラピーについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

アロマテラピーはオシャレな女性の物というイメージがありなかなか手を出しにくいですよね。ですが、実際に行ってみて、感じたのは『思っていたよりもずっと効果がある』という事と『こだわらなければ案外お金は掛からない』という事でした。

身近な人にすすめてみた所、家庭内での喧嘩が減り、長年の不眠症にも改善の効果が得られたとの事です。ただ香りを楽しむだけで、イライラが収まり、不眠等にも効果があるなら試してみる価値はあります。

お手頃なアロマオイル(精油)セットなら、1000円程で手軽に楽しめるのが嬉しいですね。

最近『気分の切り替えが上手く出来ない』『イライラしている』と思ったら、上記を参考にしてアロマテラピーを試してみて下さいね。

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