シャンプーやリンスに含まれる界面活性剤が不調を招く?!クエン酸リンスで身体と髪を労わろう!

女性も薄毛を気にする時代になり、頭皮ケアの為にシャンプーやリンスを見直す人が増えていまよね。

シャンプーやリンスには汚れを落とす為に、沢山の化学物質が使われており、その成分が毛髪だけでなく人体にも様々な悪影響を与えています。

これらの事を考えれば、出来るだけ自然な物を使って洗髪したいものです。

古くからある石鹸シャンプーや最近では湯シャンや塩シャンプー等が人気ですが、はやりこれだけでは髪の毛はきしんでしまいがちです。

『湯シャンや塩シャンプーをした後髪がきしむ』
『リンスも自然な物を使いたい』
『最近肌の調子が悪い』

こんな人におすすめしたいのが、クエン酸で作る手作りリンスです。クエン酸リンスは、古くから使われており、市販のリンスに比べ刺激が少ないので敏感肌やアトピーの人でも安心です。

出来るだけ自然で身体優しい物を使いたいあなたに、クエン酸でリンスを作る方法をご紹介します!

リンスがアレルギーを引き起こす?

シャンプーで洗髪した後リンスを使用している人が多いですよね。リンスはコンディショナーとも呼ばれ、毛髪を滑らかにして静電気の発生を抑え、ツヤや潤いを与えてくれます。

実はこのリンスに沢山の化学物質が含まれています。勿論、その全てが即効性のある有毒成分という訳ではありませんが、これらの化学物質に毎日晒されると、肌を通して体内に蓄積してしまいます。

そしてある一定以上の毒素が体内に蓄積すると、アレルギーやアトピー、花粉症等の症状を引き起こす原因となってしまうのです。

シャンプーやリンスに含まれる界面活性剤とは?

『界面活性剤』という言葉を、一度は耳にされた事があると思います。簡単に説明すると、界面活性剤は本来なら混じり合わない物を、混じり合うように性質を変化させる物質です。

水と油は混じり合いませんよね。混じり合わない物同士には境界面が出来ます。この境界面に作用して、水と油が混じる事を可能にするのが界面活性剤です。界面活性剤には、自然界に元々ある物と人工的に作られた物があります。

天然界面活性剤

卵黄レシチン、大豆レシチン、植物由来のサポニン等。

合成界面活性剤

2000~3000種あり、ジャンプ―やリンス、化粧品等様々な物に使用されています。

汚れを落とす、泡立ちを良くする、乳液等の保湿に合成界面活性剤が使われています。界面活性剤は必ずしも悪い物ではありませんが、その性質上体内に侵入しやすく、髪や肌のバリアを壊してしまう事があります。

シャンプーよりリンスの界面活性剤が危険?

シャンプーには合成界面活性剤が使用されていますが、リンスには、陽イオン系界面活性剤が使用されています。

この陽イオン系界面活性剤は、通常の合成界面活性剤よりも強力で、経皮毒を促す恐れがあると言われているのです。

頭皮は角質層が他の部位に比べると薄く、皮膚を通過して毒素が吸収されやすい場所。その上、洗髪で温度が上がった所に、界面活性剤を使用したシャンプーやリンスを使用すると、毒物質の吸収率が跳ね上がってしまいます。

一見健康に見える毛髪や毛根も、実は界面活性剤のダメージを受けてしまっているのです。

身体に優しい洗髪方法

洗髪は石鹸シャンプーや湯シャン等がおすすめ。湯シャンを長期に行うと、頭皮の臭いが出やすいようなので、石鹸シャンプーや塩シャンプー等を状態に合わせて行うのが良いでしょう。

湯シャン

シャンプーを使わず、お湯だけで洗髪します。

石鹸シャンプー

石鹸を使って洗髪します。固形石鹸と液体石鹸があります。

塩シャンプー

大匙1の塩をオケ半分のお湯で溶かした物で洗髪します。フケ、痒み、頭皮の臭い、薄毛に効果があると言われています。

クエン酸リンスとは?

上記の方法で洗髪すると、髪の毛がきしんでしまいます。これはシャンプーの成分が弱アルカリ性である事が原因で、髪の毛や肌は弱酸性なので元に戻してやる必要があります。

洗髪後は、毛髪をクエン酸リンスで弱酸性に戻し、開いたキューティクルを閉じてあげましょう。クエン酸リンスは、クエン酸と水があれば、簡単に作る事が出来ます。

クエン酸は果物の柑橘類や梅干に含まれている成分で、酸っぱい味の素。このクエン酸を溶かした水は弱酸性で、弱アルカリ性になった髪の毛を中和するのに最適なのです。

クエン酸リンスの効果

パーマやカラー、エクステンション等で傷ついた髪の毛も、クエン酸リンスを使ったその日からサラサラに。気になるシャンプー後のきしみごわつきが落ち着いて、乾いた後も指通り滑らかになるようです。

クエン酸リンスの作り方は?

クエン酸リンスはクエン酸だけでなく、お酢やレモン等でも作る事は出来ます。ですが、匂いや保存を考えるとクエン酸を使用するのがおすすめです。

クエン酸リンスの作り方

・材料:クエン酸60g、水500ml、ペットボトル
1.ペットボトルに少量の水を入れ、クエン酸60gを溶かしておく
2.残りの水を入れてよく撹拌する

クエン酸リンスの使い方

クエン酸リンスの原液をお猪口一杯程、お湯を張った洗面器に入れ、髪の毛にいきわたらせて下さい。量よりも、髪の毛にいきわたらせる事がポイントです。最後に髪の毛を洗い流しましょう。

注意点

高い効果を狙って、クエン酸濃度を高くしたり、市販のリンスのように長時間放置すると肌や髪にダメージを与える事があります。クエン酸リンスが身体に合わない場合もありますので、その時はすみやかに使用を中止して下さい。

クエン酸リンスの保存法と注意点は?

クエン酸リンスの保存方法と注意点をご紹介します。

保存方法

クエン酸リンスは作って長時間放置すると変質します。作った物は早めに使い切るようにしましょう。500mlのペットボトルで作った場合、そのまま冷蔵庫に入れて保存するのがおすすめです。

注意点

クエン酸は酸性です。目に入ると強い痛みを感じますので、その時は綺麗な水で洗い流して下さい。痛みが残る場合は医師に相談するようにしましょう。


髪と身体に優しいクエン酸リンスの作り方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

美しい髪の毛は、女性にとって何よりのアクセサリーですよね。ですが、髪の為に毎日使っている市販のシャンプーやリンスには、沢山の化学物質がが含まれています。

艶や潤い等、一時的な効果は実感出来ますが、長い目で見れば、毛髪にも人体にも良い物ではありません。肌に直接使う物だからこそ、出来るだけ優しい自然な物を使いたいですよね。

クエン酸リンスは、古くから使用されており、髪にも身体にも優しく、様々な原因で痛んだ髪の毛もサラサラにする事が出来ます。

『市販のリンスを使いたくない』『効果が感じられない』時や薄毛、アトピーや敏感肌で悩んでいる人にもおすすめです。

髪と身体に優しいクエン酸リンスで、健康な頭皮と美しい髪を手に入れて下さいね。

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