食物繊維が豊富!デトックス スープで綺麗な身体を手に入れよう

女性の悩みで多いのが『便秘』ですよね。

男性に比べ、筋肉量が少ない女性は冷えやすく便秘になりがちです。

毒素や老廃物を含んだ便が体内で停滞すると、毒素が体中に回り、冷え性や肩こり等様々な身体の不調を招き、シミや肌荒れの原因にもなります。

便秘は美容の大敵と言っても過言ではないでしょう。

毒素や老廃物をスムーズに排出するのが健康的な綺麗への一番の近道。

デトックスを行って、不要な毒素や老廃物をスムーズに排出すれば、むくみや肩こり等の解消だけでなく美肌効果も得られます。

ですが、デトックスには様々な方法があり、何を行えば良いか迷ってしまいますよね。

そこで便秘がちの人に断然おすすめしたいのが、『デトックススープ』です。

デトックススープは、食物繊維が豊富に含まれている為、解毒作用だけでなくダイエットにも効果的!

食べたい欲求を我慢せず、しっかり食べて健康的な綺麗を手に入れましょう。

デトックス スープとは?

デトックス スープとは、野菜がふんだんに使われたスープで、脂肪燃焼スープや毒出しスープとも呼ばれています。

材料は、キャベツ・タマネギ・セロリ・トマト・ピーマン・ニンジンの6種類の野菜。

これらの野菜を3種のだし(コンブ・かつお節・鶏がら)で煮て、最後に塩とショウガを入れて味を調えます。

元々は、冷え性や肩こりを解消をする為に作れた体質改善の為のスープで、ダイエット効果が高い為健康的なダイエットをしたい人にもおすすめです。

キャベツ

ビタミンU(キャベジン)が豊富で、胃の粘膜を補修保護する働きがあり、胃腸が弱い人には断然おすすめ。加熱調理すると活性酸素を除去する効果がUPします。

タマネギ

玉ねぎに含まれる硫化アリルには血液の凝固を抑えてくれる優れた特質があり、動脈硬化や血栓を予防してくれます。

セロリ

カリウムが豊富に含まれている為、むくみの解消や高血圧に効果があります。独特の香りにはイライラを抑え、精神を安定させる効果があり、ビタミンUも豊富。

トマト

リコピンは活性酸素を減らし、β-カロテンは粘膜や皮膚の健康を維持する働きがあります。トマトの果汁には脂肪を燃焼させる遺伝子を増やしてくれる『13-oxo-ODA』が含まれています。脂肪を燃焼するたんぱく質が多く作られる為、血糖値を下げてくれます。

ピーマン

ビタミンCが豊富な為、風邪の予防、疲労の回復、肌荒れに効果的です。ピーマンのビタミンCは加熱しても壊れません。

ニンジン

人参はβ-カロテンが豊富で、抗発ガン作用や免疫賦活作用があります。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれている為、便秘の解消に効果的です。

ダイエットとしてのデトックススープ

よく『食べないダイエット』を見かけますが、実はこれはNG。便の素になる材料がないと、便秘になりやすく、腸の中で悪玉菌が増えてエネルギー代謝が落ち、痩せにくい身体になります。

結局無理なダイエットは長続きせず、一時的に効果は出ても代謝は落ちているのでリバンドしやすいのです。健康的にダイエットしたいなら、しっかり食べる事が大切です。

また、太らないからと言って、デトックススープばかりを食べているとタンパク質や炭水化物が不足します。野菜にはカリウムが豊富に含まれており、体内の塩分が過剰に排出されて冷え性が酷くなる事があります。

短期間に過剰に摂取して無理にダイエットを行うよりも、日々の食事に無理なく取り入れるようにしましょう。

デトックススープの作り方は?

基本的なデトックススープの作り方をご紹介します。

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●材料
・タマネギ  3個
・セロリ   1本
・キャベツ 1/2個
・トマト   3個(ホールトマト缶400gでも可)
・ニンジン 1本
・ピーマン 1個
・水 2~3L

●だし
・鰹節 10g
・鶏がら 小さじ1杯
・コンブ 5g

●味つけ
・ショウガ 1片
・天然塩 少々
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①野菜を食べやすい大きさに切る
②鍋にだしと野菜、水を入れ20分程煮る。
③野菜が柔らかくなったら塩で味を調え、火を切り食べる直前にショウガをすり下ろして加える。

●ポイント
材料が多いので、大きめのお鍋で作るのがおすすめです。

デトックススープの味は?美味しい?

デトックススープは、油や砂糖を使わなければ味付けは自由なので、お好みの味で楽しむ事が出来ます。

ただ、同じ味に飽きてしまう可能性もありますので、最初はシンプルな味付けで作り、後から牛乳や豆乳、みそ等を入れて味に変化をつけるのも良いかと思います。

タンパク質が不足気味なら、鶏ささみ等を一緒に入れると、手軽に一日の栄養価を上げる事が出来ます。

朝・昼・晩のいつ飲む?効果は?

デトックススープは夕食前に1杯食べるだけでOKですが、朝や昼に追加してもかまいません。

ただ、朝食代わりにデトックススープだけを食べる、コーヒーやバナナと一緒に食べる等は、食事全体のカリウム値が高くなるのでおすすめ出来ません。

基本の食事にプラスする等、バランスの良い食事を心がけましょう。

デトックスの効果を感じられない時は?

『デトックススープの効果が感じられない』
『何をしても便秘が改善しない』
そんな時には、デトックスの方法を見直してみましょう。

デトックススープは脂肪燃焼スープと呼ばれ、短期間に行うダイエットとしても人気ですが、身体に良いとされる食物繊維も過剰に取り過ぎれば逆に便秘を招くのでNG。

また、便秘には大きく分けて4つのパターンがあります。

ダイエットが招く便秘

食事制限等で便の材料が乏しい事が原因です。しっかり食べて、便の量を増やしましょう。

痙攣性の便秘

ストレス等が原因で自律神経が乱れ、大腸が強く収縮して便を上手く運べなくなります。コロコロとした丸い便や、下痢と便秘を交互に繰り返すのが特徴です。適度な運動を取り入れる等、上手にストレスを発散するようにしましょう。

筋力の低下が招く便秘(弛緩性便秘)

出産や加齢により筋力が低下して便を押し出す機能が衰えます。腸を刺激して排便を促す必要があるので、不溶性食物繊維(穀類・豆類・いも類・きのこ)を多く取る必要があります。

直腸性便秘

便が直腸に到達しても便意がない為に起こる便秘です。便が直腸内に長く留まっているうちに水分を吸収され、便が固くなります。便意を感じたら出来るだけ我慢せずトイレに行くようにしましょう。

色々試しても便秘が改善しない場合は、生まれつき蠕動運動の力が弱い可能性があります。その場合は、下剤で便意を促す必要がありますが、下剤を過剰に使用すると下剤中毒になる可能性があります。

また、病気が隠されている事もありますので、医師に相談するようにしましょう。

デトックススープについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

デトックススープで腸の働きを整えて毒素や老廃物をスムーズに排出すれば、冷え性や肩こり、肌トラブル等を解消する事が出来ます。

ダイエット効果も高いので、健康的にダイエットしたい人にもおすすめ!

手に入りやすい野菜を使ったレシピなので、すぐに行う事出来るのが嬉しいですよね。

紹介したレシピを参考に、自分に合った美味しいデトックススープを作ってみて下さいね。

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