意外に知らない、ぜんざいのルーツ。おしることの違いと簡単な作り方

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寒くなると温かい食べ物が欲しくなりますよね。
日本には昔から、ぜんざいという温かいスイーツがあり、老若男女に親しまれています。

『食べるとほっとする』
『小豆の味が堪能出来る』

そんな声の多いぜんざいですが、意外とそのルーツについては知られていません。

皆が知っているようで知らない、ぜんざいについてご紹介します!

 

ぜんざいとは?

ぜんざいとは、小豆を甘く煮た汁に白玉やお餅を入れた日本古来のスイーツで、栗の甘露煮が入っている事もあります。
一般的には、小豆の粒が残っている物を指してぜんざいと呼ぶようです。

地域によってぜんざいも違い、関東では汁気がなく、関西では汁気があります。
どちらも餅や白玉を入れますが、関西では亀山、小倉等と呼ばれる事があります。
 

ぜんざいの由来

ぜんざいの由来には二通りあります。

仏教用語

仏教には『善哉(ぜんざい・よきかな)』という言葉があります。
弟子を褒める時の言葉で、『sadhu』(サンスクリット語)を漢字に訳した物です。
一休さんで有名な一休宗純が、食べた際に『善哉』と叫んだ事からぜんざいとなったと言われています。

出雲の神事

神無月には出雲に神様が集まるとされており、出雲では神在月と言います。
旧暦の10月11日~17日の間に出雲で『神在祭』という神事が行われます。
この神事で振る舞われる『神在(じんざい)餅』が、訛ってぜんざいになったと言われています。

出雲はぜんざい発祥の地として、ぜんざい食べ歩きマップがある等、街ぐるみで力を入れています。
 

おしることは違う?

ぜんざいとよく似た物でおしるこがあります。

おしるこは、小豆餡を水で延ばして溶いた物に砂糖を加えて甘くし、白玉やお餅を入れた物です。
こし餡の物、つぶ餡の物がありますがどちらもおしること呼ばれます。

ぜんざいとおしるこの違いは特になく、地域によって呼び名が変わるようです。

関東

おしるこ

こし餡でさらさらの物。

田舎しるこ

つぶ餡のどろっとした物。

ぜんざい

つぶ餡で汁のない物。

関西

おしるこ

こし餡でさらさらの物。

ぜんざい

つぶ餡のどろっとした物。

亀山

つぶ餡で汁のない物。
 

ぜんざいのカロリーは?

ぜんざいのカロリーは低く、市販の物でもお椀一杯(1人分)で200~300kcalとなっています。

昔から小豆には魔除け等の効果があると言われ、神事やお祝い事で食べられていました。
小豆にはアントシアニンが豊富で、疲労回復等にも効果があり、その他にもポリフェノールがガンを予防すると言われています。

身体のむくみを取ってくれるサポニンや、デトックス効果のあるビタミンB1が豊富なので、ダイエット時にもぴったりです。
ダイエット中は、砂糖を控えたぜんざいを作って食べるようにしましょう。
 

ぜんざいの作り方は?

ぜんざいの作り方をご紹介します。

簡単ぜんざい

一般的なぜんざいの作り方です。

===============
・材料:

小豆 250g
水 適量
砂糖 70g(お好みで)
塩 小さじ 1/2
===============

1.小豆を洗って一晩漬ける
2.水気を切り、豆の三倍の水を鍋に入れ火にかける
3.沸騰したら火を止め、茹でた湯を捨てる(あく取り)
4.豆の4倍程度の水を入れ、豆が柔らかくなるまで弱火で煮る
5.砂糖と塩を加え、好みの濃さまで煮詰める

 
甘さが足りない時は砂糖を追加、トッピングはお好みで入れて下さい。

圧力鍋で作るぜんざい

圧力鍋を使うと短い時間で作る事が出来ます。

===============
・材料:

小豆 300g
ゆでこぼし用の水 700cc
水 1200cc
砂糖 250g(お好みで)
塩 2~3つまみ
===============

1.小豆をさっと洗う
2.圧力鍋にゆでこぼし用の水と小豆を入れ、蓋をせず5分程度煮る
3.お湯を捨ててざる上げする
4.水と小豆を圧力鍋に入れ、蓋をして弱火で加熱する
5.蒸気が抜け始めたらそこから15分加熱し、火を止める
6.蒸気が抜けたら蓋を開けて砂糖を加え、煮詰める

 
こちらも参考にしてみて下さい。


 

地方のぜんざい料理

地域によって様々なぜんざい料理があります。

冷やしぜんざい

沖縄県でぜんざいとは、金時豆を甘く煮た物にかき氷をかけた物を指し、冷やしぜんざいと呼ばれています。

鯛ぜんざい

高知県には、ぜんざいの中に蒸した鯛がまるまる一匹入った鯛ぜんざいがあります。
鯛の出汁を使ってぜんざいを作ります。
 

この他にも様々なぜんざいがあります。
 

ぜんざいについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

小豆の優しい甘味と、食感の良い白玉の入ったぜんざいは、寒い季節にぴったりのスイーツですよね。
小豆には摂取しにくい亜鉛や、食物繊維も豊富でとてもヘルシーです。

ぜんざいは圧力鍋で作ると、とても簡単に作る事が出来ます。
ダイエットをしている方は砂糖を控えめに作り、甘みが足りない時は後から蜂蜜やオリゴ糖を入れるのがおすすめです。

美味しいぜんざいを囲んで、あたたかな冬を過ごして下さいね。

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