円安になるとどんな影響がある? そのメリットとデメリットとは?

公開日: : 最終更新日:2014/12/28 経済 , , , ,

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あなたの生活にも影響を与えている?!
 

経済に関係したニュースで良く取り上げられている言葉に、『円安』があります。

『円安ってどういう意味?』
『円安って何が安いの?』

なんとなくわかったつもりでも、円安が実際にどういった影響があるのかは解りにくいですよね。

そんな円安について簡単にご紹介します!

 

円安とは?

日本の通貨の単位は円ですよね。
この日本の通貨の価値が下がっている事を指して、円安と言います。
その反対に、円の価値が上がる事を指して円高と言います。

日本は海外の様々な国と通貨のやり取りを行っています。
海外旅行等でアメリカに行く場合は、日本のお金と現地のお金(ドル)に両替が必要になりますよね。

日本の円をドルにかえる場合、例えば100円=1ドルとなるわけですが、この価格は固定されていないので変動します。
極端な話、円の価値が2倍に上がれば、100円=2ドルと交換出来これが円高となります。
円の価値が半分になれば、200円=1ドルとなりこれが円安となります。

また、前日1ドル=100円だった物が、今日1ドル=110円になれば円安となります。

200ドルのバッグを購入する場合

前日1ドル=100円

200×100=20,000円必要です。

今日1ドル=110円

200×110=22,000円必要です。

円安になると、20,000円で買えたバッグが22,000円になりますので海外の物は高くなります。

20,000円のバッグを販売する場合

前日1ドル=100円

20,000÷100=200ドル必要です。

今日1ドル=110円

20,000÷110=約182ドル必要です。
 

円安になると、200ドルのバッグが約182ドルになります。
海外で日本の製品を販売する場合、安く販売する事が可能になります。

このように円高、円安は株価や経済にとても大きな影響を及ぼしています。
 

円安になる理由・原因は?

では、何故円安になるのでしょうか?

円安という言葉と共に、為替という言葉を聞いた事があるかと思います。
為替とは『外国為替』の事で、二国間での通貨の交換を指しています。

海外旅行をする為に銀行で両替すれば、それは外国為替となり、その外貨交換の価格の交換比率が表されているのが為替相場(為替レート)です。

国のお金は必ずしも一定の価値があるわけではありません。
戦争や内乱、国家破産等によって、お金の価値が失われてしまう事があります。

戦争や内乱

その国で戦争や内乱が起これば、満足な経済活動が行われません。
その為、その国のお金の価値が下がります。

国家破産

個人と同じように国家も破産する事があります。
個人の自己破産と同じように、借金等は貸し倒れになり、お金の価値が暴落します。
 

こういった事から、経済力のある国の通貨は人気があり外国為替が強くなります。

国の経済力を判断する為の物が、GNP(国民総生産)やGDP(国内総生産)、経常収支です。

円安を引き起こす原因

国の経済力が落ちる

日本の経済力が落ちると円安になります。

政策

政策によって、日本の紙幣が沢山作られる事により紙幣価値が下がります。

ドルが高くなる

アメリカの経済力が上がった事でドルが高くなり、円安になります。
 

この他にも、景気が良くなり世界の株価が上がると、沢山売られるドルや円の価値が下がる事があります。
逆に、景気が悪くなると、強いドルや円の価値が上がります。
 

円安のメリットは?

上記のような様々な原因で、円安は引き起こされます。
簡単に言えば、国の価値=円の価値となるわけですが、円安になると良い事もあります。

円安になると、輸出する場合に有利になります。

海外の人は日本の製品を安く購入する事が出来るので、輸出企業の利益は大きくなります。
また、外貨を日本円に換金する場合多く換金出来るようになります。
 

円安のデメリットは?

円安になると輸出企業には様々なメリットがありますが、海外から物を輸入する場合には不利になります。
今まで海外から100円で買っていた原材料が110円になれば、国内でのその他のサービスの価格が上がります。
その為、財布の紐が固くなり、景気が悪くなります。
景気が悪くなると、企業は生き残りの為にリストラ等を行うようになります。

このような事から、一般の家庭の場合は、円安になるとデメリットの方が大きいと言われています。
 

円安についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

円安はニュースの中だけの話ではなく、勿論、一般家庭の食卓にも大きな影響を与えます。
牛の餌が高くなれば、牛乳の価格が上がります。
日用品の価格が高くなれば、お財布の紐は硬くなってしまいますよね。

ニュースで円安と聞いた時には、スーパー等で商品の価格をチェックしてみて下さいね。

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